パピヨンの狂犬病注射、集合注射について

 
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子犬をお譲りさせていただきました里親様から子犬の狂犬病の
予防接種の時期についてよくお問い合わせをいただきます。

子犬にとってとても大切な混合ワクチンとの接種時期の
兼ね合いがなかなかわかりずらいかと思います。

確かに狂犬病とは1970年以前に日本でも大変流行した
とても怖い病気です。

しかし、1971年以降は日本で報告例が現在にいたるまでなく
完全に絶滅している状態です。

ただし海外ではいまだに狂犬病は存在し日本人の旅行者などが
海外で犬に噛まれて発祥するなどの事件が新聞などに
のり話題になってご存知の方もおられるでしょう。

島国である日本では完全に撲滅できました。

海外ではほとんど撲滅できていないのが現状です。

いつまた海外からの狂犬病が日本で発祥しても事前に蔓延させず
に防げるように狂犬病の予防接種を飼い犬に接種
することが法律で義務になっております。

以上の理由から狂犬病のワクチンは接種することが必要ですが
小型犬の仔犬には狂犬病ワクチンよりは混合ワクチンを
まず優先させてほしいです。

もちろん狂犬病と混合ワクチンはどちらも毒物ですので
同時には接種できません。

子犬にとって5種や8種などの混合ワクチンは命にかかわるとても
大切なものです。混合ワクチンで免疫をつける病気は
今も子犬たちを危険に脅かしているウィルスたちだからです。

まず実質的に予防効果を得られる混合ワクチンを
優先して免疫を完全にテイクしてから狂犬病
の予防接種の時期を考えてもよいかと思います。

パピヨンの体の大きさを考えると副作用にも気をつけなけれ
ばなりません。狂犬病と混合ワクチンの接種時期は
最低でも1ヶ月以上あけるようにしたほうがよいですね。

当方に一度接種時期をご相談ください。

狂犬病の料金は大体3000円代です。

市や町が一部接種費用を負担してくれます。

自治体によって価格がことなりますので自治体に
相談するとよいでしょう。

獣医さんに聞いてもわかります。
狂犬病を接種すると登録証がもらえます。

豆知識として狂犬病の注射は集合注射で接種しても動物病院で
接種しても価格は毎年ほとんど同じに統一されております。

無理に雨の日や天気の悪い日に集合注射に
行く必要はありません。

以前、ぬれながら愛犬の注射をしたという話を
聞いたことがあります。

基本的には統一されているワクチン料金ですが自由診療の
観点から獣医師会に所属していない動物病院では
まれに接種料金が多少違うこともあるかもしれません。
 
パピヨンの狂犬病注射a

「狂犬病は法律で義務になって
おりますが混合ワクチンを
優先させてください。」

「狂犬病の注射には
集合注射もあります。」

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