パピヨンがフィラリアに感染した際の治療の方法について。ブリーダーのフィラリアの治療の知識

フィラリアは定期駆虫していればまずかかることは稀ですが万が一かかってしまっても治療方法がありますので動物病院できちんと治療をしましょう。また命にかかわる状態になることが多いですので必ず予防薬を飲ませてください。夏の蚊のいる時期だけの投与で大丈夫です。フィラリアは別名犬糸状虫症とよばれます。文字道理糸のように細い寄生虫です。初期症状はありませんがひどくなると軽い咳がでます。重度になると体重が減り毛づやが悪くなり、腹水、胸水、喀血、失神などさまざまな症状が現れます。心臓だけでなく肺線維症や肝硬変にもなります。フィラリアを疑う場合は専用のキット（ソロステップ、スナップハートワーム）等で簡単にフィラリアを発見できます。治療方法は主に３種類あります。まず第一が殺虫薬で心臓に寄生したフィラリア成虫（そうめん状のおす１５センチメス３０センチくらいの長細いもの）を殺す方法です。この方法はイミトサイトというお薬を使用しますがフィラリアの成虫が心臓内で苦しんであばれるため犬の命が危険にさらされるので現在はあまりもちいられない方法です。第二はフィラリアを首の静脈から直接特殊な器具をいれて心臓内の成虫を一本一本手作業で取り除く方法があります。この方法は獣医師の技術がかなり必要となりますので信頼できる動物病院以外では選択できません。今は予防薬が普及してフィラリアにかかった犬が少なくなったのでこの治療ができる獣医師が少ないと思います。第三の方法がいちばんおすすめのほう方法です。フィラリア予防薬（モキシデック）を１年中飲ませる方法です。これだとミクロフィラリアしか殺せませんが親の寿命が４年から５年くらいですので親フィラリアの寿命をまって子フィラリアだけを殺し新しい親が寄生しないようにするやり方です。完全駆除に4,5年かかりますがこの方法は安全で確実な方法です。私が子供のころにかっていた犬もフィラリアになりましたがこの治療によって完全にフィラリアを克服しました。この場合お薬はモキシデックとよばれるお薬を使います。
	「フィラリア治療は３種類あります。きちんと治療すればよくなります。」

パピヨンのフィラリア（犬糸状虫）の治療について