パピヨンの子犬の最新のコクシジュウム対策について
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※最新のコクシジュウム対策について(2015年度版)※ (コクシジュウムが検便で見つかった場合はお手数ですが当犬舎へご連絡お願いします) コクシジュウムはとても一般的な原虫類で子犬の飼育をしていると 常に問題なることが多い原虫類の寄生虫です。 ブリーダーや獣医師、ペットショップなど犬猫関係の仕事を していると必ず出会ってしまう寄生虫です。 コクシジュウムに関して誤解している獣医師も多いですが この寄生虫は顕微鏡で確認できるかできないかにかかわらず 健康な犬の成犬や子犬の体内に必ず保持しています。 ※犬の体質、体力で個体差がありますが不衛生な環境などで繁殖するものではありません※ コクシジュウムを犬の体内から完全に取り除くことは不可能です。 一時的に完全除去してもまた再発することも往々にしてあります。 この体内に保持しているコクシジュウムは通常健康な成犬で あれば便にその存在が確認できることはありませんので 駆除できないからといって恐れることはまったくありません。 成犬の場合は無症状で下痢などもないのです。 しかし便検査で陰性の親犬が出産した子犬にも コクシジュウムのオーシストがでます。 問題がおこるケースは陰性の親犬から子犬へと 確実にコクシジュウムは感染してしまうということです。 子犬はまだ腸の抵抗力が弱くコクシジュウムが沢山増えてしまうと 下痢や食欲不振、血便などの原因となり衰弱してしまいます。 放置すると命の危険がありますので早目に対応します。 コクシジュウムの薬は数種類ありますが 一般的なのは昔からある2種類のサルファー剤です。 ○ダイメトン粉、ダイメトンシロップ(現在は廃盤) ○アプシードシロップ 最近ではサルファー剤の他に以下の薬があります。 ○トリブリッセン注射 ○バイコックス(牛、豚用) サルファー剤は1週間の長期投与が必要であるということ。 ある程度成長繁殖したコクシジュウムはオーシストの殻がとても 固いので駆除が難しくなります。 そこで最近ではサルファー剤だけでなく バイコックスという一回の経口投与で4週間も体内に 効果を持続させてコクシジュウムのオーシスト、殻ごと 絶滅させる薬も使用されるようになりました。 用量は0,4ml/kg でたった一回の投与で数週間持続しますので とても便利です。 サルファー剤、バイコックスどちらの薬を使用したとしても 確実に駆除することはできません。 レアケースですが再発することもあります。 再発したらすぐに検便後、駆除を開始することになります。 そんなに繰り返すことはないので心配する必要はございません。 ただコクシジュウムがいると食欲減退で低血糖になることが ありますのでその際はハチミツを与えて体力を戻してから 動物病院に連れていきましょう。 この際、入院の必要はありませんが低血糖になった場合は 当方にまず最初にご連絡をお願いします。 コクシジュウムと並行して駆除したいのが ジアルジアですがこちらはコンバントリン、アスゾールなどで 簡単に駆除できます。 その他に糞線虫などの寄生虫がでることがありますが 糞線虫に関してはドロンタールプラスの通常量を3日連続投与 1週間間隔で2回行えば安全に落とせます。 場合によっては2クール行います。 2クール後の駆除率83パーセントです(バイエル社確認済) |
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